トコジラミの生態と特徴

近年、日本では50年前に絶滅したと思われたトコジラミ(別名:南京虫[ナンキンムシ])が海外で大発生し、国内でも再び被害が急増しています。
    

トコジラミは別名をナンキンムシ(英名:Bed Bug)とも呼ばれ、名前こそ “シラミ” と付くので、シラミの仲間かと思われがちですが、シラミの仲間ではなく、生物分類学上はカメムシの仲間とされます。


≪ 吸 血 性 ≫
平たい体がパンパンに膨らむまで吸血します。就寝中に刺されることが多く、刺されると激しいかゆみに襲われます。
≪ 夜 行 性 ≫
日中は壁や家具などの狭い隙間に群れで潜んでいますが、夜になると徘徊して人から吸血します。
≪ 飢餓に強い ≫
一度吸血すると、6ヶ月以上は生き続けられます。
≪ 一年中繁殖 ≫
通常、被害が多いのは6~9月の温かい時期ですが、冷暖房設備の整った24時間365日同様の気温・湿度が保たれている建物では、一年中発生することが報告されています。

ダニやノミとの違い

  トコジラミ ダニ ノミ
大きさ 5~8mm ほとんどが1mm以下 2~4mm
寿命 10ヶ月~1年
飢餓状態でも
6ヶ月以上生きる
2週間~2ヶ月 3ヶ月~1年
飢餓状態でも
1週間~1ヶ月生きる
特徴 隙間に潜み、夜行性 小さく肉眼での確認は
ほぼ不可能
イヌ・ネコが原因で
発生する

トコジラミもダニやノミと同様に吸血被害を及ぼすことから、混同されることが多いですが、体が大きく目視できるため、判別が可能です。

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